2010年4月26日月曜日

アメリカ人と日本人の音の出し方の違い

アメリカ人にこそこそと、内緒話を耳元でされたことありますか?
声は確かにひそめていますが( wisper )・・・  これがくすぐったいのったらたまりません!

実はアメリカ人と日本人では音の出し方が異なるのです。

ためしに口元から10センチぐらいのところにコピー用紙を垂らして、「パ・ピ・プ・ペ・ポ」と発音してみてください。

日本人のあなたが普通に発音しても、ほとんど紙は揺れもしないはずです。

ところがアメリカ人に Pick up と P サウンドを発音させると、ゆれる・ゆれる 大きく揺れるのでビックリなさるはず!

日本語のピックアップ と 英語の pick up では全く音の作り方が違うのです。

これは日本語は母音(a i u e o ) を中心に音を作るのに対し、アメリカ人は p などの子音をしっかり発音することによって音を作っているからです。

つまり日本人が英語を聞くととても早く聞こえるのは、アメリカ人がほとんどクリアーに発音しない、母音を聞き取ろうとしてしまい、子音で音を作っている彼らの2,3単語が 1語のように私達日本人には聞こえるからです。

英語の耳を作るとか言って、ただひたすら英語を聞いている方がたくさんいますが、残念ながらそのほうほうではある程度まで(アメリカ人がゆっくり自分に向かって話してくれるレベル)は聞こえても、アメリカ人同士の会話や映画の中の台詞は絶対に聞こえるようになりませんね。

ぜひ皆さんはアメリカ人に音の出し方から教わってください。
同じ音が出せるようになると、ビックリするくらい今まで聞こえなかった英語が聞こえるようになりますよ!


勉強の仕方が分からない方はぜひマミーズをお訪ねください。無料のカウンセリングもやってます!

2010年4月21日水曜日

suspect と doubt のちがい

今日は日本語に訳すのはとても危険という話をします。

例えば

I suspect he stole my bike.とI doubt he stole my bike.

の意味の違いを考えるとき、半分以上の方は「suspect も doubt も「疑う」という意味で、同じなんじゃないの?」とおっしゃるのでは・・!?

英語の勉強が好きな方ですと、

suspect は内容を否定的に「疑い」 doubt は内容を肯定的に「疑う」つまり

I suspect he stole my bike. は「彼が私の自転車を盗んだのではないかと疑っている。」

I doubt he stole my bike. は「彼が私の自転車を盗んだなんて信じられない(盗んだという事実を疑っている)」

こんなふうに参考書などに書いてあることが多いのですが・・・意味分かりますか?

日本語でわかろうとするからグチャグチャになってしまうのです。

I supect は I think ( guess ) で 

I doubt は I don't think ( I don't believe ) と考えてください。

つまり 
I supect he stole my bike. は  I think (guess) he stole my bike.

I doubt he stole my bike. は I don't think (believe ) he stole my bike.

と言っているのです。全く反対の意味になりますから、気をつけて使ってくださいね。

2010年4月13日火曜日

実に3年ぶりにブログを再開します。今までサボっていてごめんなさい。

今日は英語の5文型について、お話します。当スクールの会員にも数名、今年めでたく、高校にご入学なさった方がいます。彼らは高校の英語の授業で英語の5つの文型について間もなく学ぶことになります。
ところで何で5文型があるのでしょうか?

「私は友達と日曜日に東京ドームで野球を見る。」という日本語があります。
これを
「野球を日曜日に友達と私は東京ドームで見る。」と並び替えても、
「東京ドームで私は日曜日に野球を友達と見る。」としても、
「日曜日に友達と私は東京ドームで野球を見る。」としても・・・・

全然問題なく意味が通じますね!

なぜかご存知ですか?

それは日本語に「て・に・を・は」があるからです。

試しに、「て・に・を・は」を入れ替えてみます。

「私友達日曜日東京ドーム野球見る。」

どうです・・ 何を言ってるかわからないでしょう!?

つまり、日本語には便利な「て・に・を・は」があるので、言葉を入れ替えても意味が通じるのです。

さて、それでは英語はどうでしょうか?

英語には「て・に・を・は」にあたる言葉がないのです。※副詞句の前に置く前置詞が近いですが、あくまでも修飾語なので日本語の「て・に・を・は」とは違います。


なので、英語の場合は英文の形を決めて、相手に伝えるのです。

誰が(S:主語) どうする(V:動詞) なにを(O:目的語)という型で 日本語の「~は」(主語)「~を」(目的語)を補足する必要があるのです。

  I eat lunch . もし順番を替えて、 Lunch eat I. とすると、アメリカ人には全く通じません。